伝わるTier表の作り方|テーマ・評価軸・画像・共有のチェックリスト
公開: 2026-06-02 / 更新: 2026-07-16 / Sortpia編集部
見やすいTier表は、画像をきれいに並べるだけでは完成しません。「何を」「どの条件で」「何を基準に」評価したのかが伝わると、見る人は自分の経験と比較しやすくなります。この記事では、テーマ決めから公開後の見直しまでを5段階に分け、迷いやすい点と確認項目を具体的に整理します。
1. テーマ・対象範囲・評価軸を先に決める
最初に、テーマを一文で説明できる形にします。「好きなゲーム」だけではなく、「2025年に自分が最後まで遊んだゲームを、もう一度遊びたい度で評価」のように、対象期間と評価軸まで含めるのがポイントです。
対象に含める条件も決めます。未体験の作品、地域限定商品、旧バージョンなどを無理に混ぜず、評価できないものは「未評価」へ分けます。強さや価格のように変化する情報を扱う場合は、ゲームのバージョン、集計日、地域なども記録してください。
主観的なTier表に唯一の正解はありません。その代わり、評価した本人の経験と条件が分かることが重要です。タイトルと冒頭だけで「誰が見ても同じ条件を再現できるか」を確認してから、アイテムを集め始めましょう。
2. ランク名には判断基準を持たせる
S・A・B・C・Dは短くて見やすい一方、各ランクの境界は見る人に伝わりません。たとえば再購入したい度なら、「必ず買う」「候補に入る」「条件次第」「今回は見送る」のように、行動へ結びつく名前にすると判断基準が明確になります。
最初は3〜5段階ほどで仮配置し、同じランクにアイテムが集中する場合だけ段階を増やすと整理しやすくなります。人や作品を扱うときは、侮辱と受け取られるランク名を避け、評価対象を人格ではなく作品・機能・体験へ限定してください。
色だけでランクを区別すると、閲覧環境によって差が分かりにくくなることがあります。ランク名を併記し、明るさやコントラストにも差を付けて、スマートフォン表示でも確認します。
3. 小さく表示しても識別できる画像をそろえる
画像は、スマートフォンで縮小した状態でも対象を判別できるものを選びます。主役が中央にあり、背景が単純で、隣の画像と見分けやすい構図が向いています。画像だけで分かりにくい場合は、短い文字ラベルを併記してください。
写真とイラスト、縦長と横長など形式がばらばらだと比較しにくくなります。トリミング位置や余白をそろえ、公開前に実際のTier表上で確認します。手元に画像がない場合は、自作画像やAIで作成したオリジナル画像も選択肢です。
ただし、検索で見つけた画像や他ユーザーの投稿画像を自由に再利用できるとは限りません。著作権、肖像、商標、各サービスの利用条件を確認し、許諾範囲が分からない場合は文字ラベル、自分で撮影・制作した画像、利用条件が明確な素材で代替します。
4. 説明文を増やさなくても条件は伝えられる
すべてのアイテムに長い説明を書く必要はありません。まず、タイトルに対象範囲、ランク名に評価基準、アイテムのラベルに正式名称を入れれば、Tier表だけでも読み取りやすくなります。
補足が必要な場合だけ、迷ったアイテムや評価が変わりそうなアイテムに短いメモを付けます。説明文を付けない運用なら、Tier表の冒頭や共有時の投稿文に「評価軸」「対象期間」「未評価の扱い」の3点をまとめる方法もあります。
情報量を増やすこと自体が目的ではありません。見る人が誤解しやすい条件を優先して示し、Tier表の一覧性を保つことが大切です。
5. 公開前後に表示・根拠・更新日を確認する
公開前に、スマートフォンとパソコンの両方でタイトル、ランク名、画像ラベルが読めるか確認します。データを使った場合は出典と確認日を残し、広告・商品提供・利害関係があれば分かる場所に明示します。
共有するときは「何を基準に作ったか」を一文添えると、リンクだけを投稿するより内容を判断しやすくなります。反対意見には勝ち負けで応じず、評価条件の違いを確認すると、次回の改善材料になります。
ゲームの更新、価格改定、新商品などで前提が変わったら、内容と更新日を見直します。過去版を残す場合はタイトルに年月やバージョンを入れ、現在の情報と混同されないようにしてください。
まとめ:公開前チェックリスト
公開前に、次の6点を確認します。
1. 対象範囲と評価日が分かる。
2. 評価軸を一文で説明できる。
3. ランク名の意味が区別できる。
4. 画像とラベルを小さい画面でも識別できる。
5. 画像の利用条件と必要な出典を確認した。
6. 人物への攻撃や、事実と主観の混同がない。
最初から完璧にする必要はありません。この6点を満たす小さなTier表を公開し、条件が変わったときに更新できる状態にしておくと、長く参照しやすい内容になります。
よくある質問
Q. 初めてTier表を作るとき、最初に決めることは何ですか?
A. 対象範囲と評価軸です。「遊んだゲーム」ではなく、「2025年にクリアしたゲームを、もう一度遊びたい度で評価」のように、期間・対象条件・基準を一文にします。
Q. Tier表に何個くらいアイテムを入れるのが良いですか?
A. 固定の正解はありません。まず10〜20個ほどでスマートフォン表示を確認し、見分けにくければ年代やカテゴリで分割します。未体験の対象を数合わせで入れないことも重要です。
Q. ランクをS/A/B/C/D以外にカスタマイズしても良いですか?
A. 問題ありません。「必ず再購入する/候補に入る/条件次第」のように評価基準が伝わる名前が有効です。人や作品を侮辱する表現は避け、色だけでなく文字でも区別してください。
Q. Tier表に使う画像はどんなものを選ぶべき?
A. 縮小しても対象を識別でき、トリミングや余白がそろう画像を選びます。検索や投稿済み画像を自由に使えるとは限らないため、利用条件を確認し、不明なら文字ラベル、自作画像、利用条件が明確な素材を使ってください。
Q. アイテムごとの説明文は必要ですか?
A. 必須ではありません。タイトル、評価軸、ランク名、正式なアイテム名だけでも条件は伝えられます。迷った項目だけ短いメモを付けるなど、一覧性を損なわない範囲で補足してください。
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