ボードゲームTier表の作り方 - 人数・時間・経験差で比較する

ボードゲームTier表の作り方 - 人数・時間・経験差で比較する

公開: 2026-06-06 / 更新: 2026-07-16 / Sortpia編集部

ボードゲームの評価は、2人と6人、初回と10回目、家族会と競技会で大きく変わります。「面白さ」だけで並べると、重い戦略ゲームと短いパーティーゲームを公平に比較できません。この記事では、遊んだ条件と参加者の反応を記録し、次のゲーム選びに使えるTier表へ整える方法を説明します。

人数・時間・場面で対象を絞る

「4人で60分以内」「小学生を含む家族会」「2人専用」「正体隠匿なし」など、実際に選びたい場面を一つ決めます。箱に書かれた対応人数の全範囲で同じ面白さになるとは限らないため、実際に遊んだ人数を記録します。

プレイ時間はルール説明、準備、片付けを含むかで変わります。初回と経験者のみの回を分け、参加者数と実測時間を残してください。未プレイ作品は評判だけで低く置かず、候補または未評価にします。

共通の評価シートを使う

ルール理解のしやすさ、待ち時間、意思決定の量、運と実力の比率、会話量、逆転の起き方、リプレイ性、準備と片付けを各5段階等で記録します。総合点は便利ですが、何を重視した点数かも残します。

「盛り上がる」は参加者の関係や好みに左右されます。笑いや発言数だけでなく、途中で困った場面、脱落時間、勝敗後の納得感、もう一度遊びたい人の人数をメモすると、次回の選定に使いやすくなります。

経験差とアクセシビリティを確認する

経験者が初心者へ一方的に勝ち続けないか、公開情報と非公開情報の量、文字サイズ、色だけで区別する部品、細かい駒の操作、長時間の集中が必要かを確認します。言語依存が強いゲームは、参加者が読める言語と版を記載してください。

年齢表示は目安であり、個人の読解、計算、注意、運動特性は異なります。「子どもでも必ず遊べる」と断定せず、保護者や本人とルール・部品を確認します。ハウスルールを使った場合は公式ルールの評価と分けてください。

版・拡張・入手性を区別する

同名作品でも、初版、改訂版、言語版、デラックス版、拡張入りでルールや部品が違う場合があります。出版社、版、使用した拡張、プレイ日を記録します。価格と在庫は変動するため、購入時価格と確認日を示し、現在の販売状況は公式情報へ案内してください。

拡張を前提に評価すると、基本セットだけを持つ読者には再現できません。「基本のみ」「拡張Aを追加」等を分け、収納、準備時間、必要スペースの変化も記録します。

複数人評価は先に個別採点する

ゲーム終了直後に、一人ずつ面白さ、難しさ、再プレイ意向を非公開で記録してから話し合います。最初に声の大きい人が評価を言うと、他の参加者が合わせる可能性があります。平均だけでなく評価の幅も残すと、「好みが分かれる」こと自体を表せます。

勝者だけ満足度が高い場合、ゲームの問題とは限りませんが、参加者構成を選ぶ手掛かりになります。作者一人のTier表なら主観と明記し、グループ表なら人数、経験、集計方法、欠席者を説明してください。

箱・カード写真とルールの権利に注意する

自分が購入した箱を撮影しても、カード全面、ルールブック、シナリオ、謎解きの答えを公開できるとは限りません。出版社の画像利用ガイドラインを確認し、ネタバレやゲーム成立を損なう内容を避けます。許可を確認できない場合は作品名の文字ラベルを使います。

Sortpiaでは、各アイテムのラベルに作品名、メモに人数・実測時間・版を入れられます。タイトルには利用場面を含め、公開前に写真の権利、参加者の個人情報、未評価作品を確認してください。

よくある質問

Q. 重いゲームとパーティーゲームを比較できますか?

A. 共通軸が曖昧になりやすいため、「4人会で次に遊びたい度」等の場面を固定するか、種類別に分けます。

Q. 箱の公称プレイ時間を使えばよいですか?

A. 参考にはなりますが、説明・準備・経験差で変わります。実際の人数と実測時間も記録してください。

Q. グループの評価は平均点でよいですか?

A. 平均に加えて評価の幅と再プレイ希望者数を残すと、好みが分かれる作品を判別できます。

Q. 拡張入りの評価はどう書きますか?

A. 使用した版と拡張を明記し、基本セットのみの評価と分けてください。

Q. カードやルールブックを撮影できますか?

A. 購入済みでも公開許可とは限りません。出版社の条件を確認し、カード全面やシナリオ、解答の公開を避けます。

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